儀式

葬儀用の写真選び

遺影写真を選ぶのはとても大切な作業です。といいますのも、
遺影写真は葬儀後にも残る唯一のものだからです。

少し前の印象ですと遺影写真は威厳のある表情のものを選ぶもの、というのが主流でしたが、
最近では活き活きとした表情のものや、故人らしさが表れている写真などを選ぶ
というケースもとても増えています。

ですから、どのような表情の写真であっても選ぶことが可能なのですが、
写真の写りなどについてはいくつかの注意点が必要です。

まず第一にピントがきちんと合っていることが大切です。
遺影写真は大きく引き伸ばして使用することになりますから、
ピントが合っていない写真ですとボヤけてしまってきれいになりません。
逆にいえばピントが合ってさえいれば、通常のスナップ写真でも充分に利用できますし、
集合写真であったり顔の部分に手などが重なっていても、加工することができます。

また、大きく写真を引き伸ばすときにはスキャナを利用するようになるのですが、
この時に写真の表面が絹目といったザラザラした質感のものですと、
その凹凸もスキャナが読み取ってしまいますので向いていません。
ですから、ツルツルとした質感の光沢というタイプの写真を選ぶようにしましょう。

もちろんデジカメのデータからも遺影写真を用意することが可能です。
この場合、あまりにもデータサイズが小さいと、やはり大きく写真を引き伸ばすのが難しくなりますから、
最低でも200万画素以上のデータサイズのものを用意するときれいに仕上がります。

最近では自分のお葬式を生前に計画しておくという方も多くなってきており、
遺影の準備も事前にしておくという方が増えています。
遺影写真を専門に撮影してくれるスタジオもありますから、
そうしたところで撮影しておけば遺影に最適の一枚を用意することができます。

また、自分の気に入った写真を遺影バンクに登録しておくことで、
確実にお葬式の際にそれを利用してもらうことが可能になります。